iTunesでインスト曲がシャッフル再生されないように一括設定する
iTunesではID3タグに「シャッフル時にスキップする」という独自拡張フィールドを持っている。シングルCDなんかを含むシャッフル再生をかける際、インストゥルメンタルトラック、いわゆるA面のカラオケバージョンなどが流れると寂しい気分になるので、きちんと設定しておくと便利である。
で、それを設定するのはいいのだけど、インスト曲を1つ1つ探し出す作業などは気が遠くなってしまうので、自動的にリストアップしてくれるスマートプレイリストを作成しておくことにした。
- ☑ 次の [すべての] ルールに一致:
- [レートが] [・・・・・] [である]
- [いずれかの] ルールに一致:
- [名前が] [instrument] [を含む]
- [名前が] [backing] [を含む]
- [名前が] [karaoke] [を含む]
- [名前が] [カラオケ] [を含む]
- [名前が] [インストゥルメン] [を含む]
- [名前が] [music track] [を含む]
- [名前が] [less vocal] [を含む]
- [名前が] [伴奏] [を含む]
- ☑ ライブ アップデート
項目の名前はMac版とWindows版で一部異なるので、適宜読み替えを。ここに挙げたのはWindows版iTunes 11。
条件の一番最初でレートを見ているのは、既に設定済みのファイルを見分けるため。というのも、スマートプレイリストでは「シャッフル時にスキップする」のステータスを参照することができないので、他の手段で設定済みかどうかの擬似フラグを用意しなければならない。
自分の運用ルールでは、インスト曲は
- 「シャッフル時にスキップする」をチェック
- レートを「1(★・・・・)」に設定しておく
ということにした。曲名にinstrumentalと入っているけどスキップしたくない曲などについては、レートを「2」以上に設定しておけばこのスマートプレイリストからは除外されるので便利。これね、スキマスイッチのシングルにはinstrumentalの表記入りでピアノソロ曲とかが入っているんですよね。
最初はレートじゃなくてチェックマークを使おうかと思ったのだけど、チェックは他の用途で使用することもあるのでやめた。その点、レートを1にする方法は「この曲は再生したくないなー」という文脈にも意味的に沿っているので、なんかこうセマンティックなマークアップ感あってよい気がする。
まあ、個人の好みで好きな方を使う感じで。