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2014年F1第5戦スペインGP

あらすじ

夏休みまで続くヨーロッパラウンドの開幕。第4戦中国から約3週間が経過したが、その間に特筆するようなニュースはなし。ま、そういうこともあるよね。

各チーム新パーツを投入してくるので、戦力構図の変化が注目どころ。特に今回から新シャーシへ乗り換えるベッテルの調子に注目かな。

完全に私事だけど、Open Broadcaster Softwareというのを使ってNEXTSmartとiPad版Live Timingを1ウィンドウで表示できるように環境を整えました。

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元々は映像配信や録画用のソフトで、様々なウィンドウや入力を合成して1つの画面に仕立て上げるためのもの。外部に配信せずともプレビュー状態で使えばこんな感じで非常に便利な観戦グッズに!

FP1~3

FP1,2(金曜日)

アナ塩原さん。解説はFP1小倉さん、FP2津川さん。なんでか知らんがおぐたんがいつも以上にゴキゲンだ、どうした!ここはGAORAじゃないぞ!

  • P1-23分。ペレスの左ミラーが自然に脱落するという珍しいトラブル(上に挙げた写真がそのシーン)。ワイヤーでかろうじて繋がっているミラーをコクピット内へ回収しながら片手で走っている。ミラーがステアリングとボディの間に挟まってステアリングが効かなくなったりしていてめっちゃ怖い…。
    • ミラーステーの中にはワイヤーが通っているんだな。完全に脱落するのを防止するためだろうか?
  • ベッテルの乗り換えシャーシは完全な新品ではなく、シーズン前テストで使用していた物らしい。木曜会見でそう言っていたとか…ほんとに?
    • そのベッテル、P1-26分でマシントラブルによりストップ。消火器でエンジンをケアしたりマシン収容を手伝ったり、ずいぶんとマシンを気遣っているようだ。ベッテルってリタイアしてもピットウォールでエンジニアと観戦してたりピット内にいたり、マメな印象がありますね。実力が怪しいとか言動がよろしくないとか言われても、最終的に憎みきれないのはこういうところがあるからだなー。
    • トラブルは電気系統とのこと。FP2も出走できず。
  • P1-64分。ヴァンデルガルデがブレーキトラブルで一時コースオフ。ブレーキが効かないよ!とラジオで報告しながらグラベルへ突入し、「うぉっ!」などと叫びながらギリギリでウォールをかわしてコースへ復帰。よく喋りながら対応できるなあ…。
    • PUずいぶん安定してきてはいるけどやはりBBW周りのトラブルは起きるか。怖いですね。
  • モンテゼモロ会長、FP1途中から参戦。皆の者、天覧試合じゃー!
    • 塩原「あー、モンテゼモロ会長がガッツポーズで応援を…これもまたプレッシャーが(笑)」津川「いやいや、アイスマンにはプレッシャーになりませんよ(笑)」
    • いやーしかしモンテゼモロの営業スマイルは不気味だ。背筋が凍るね。
  • ケータハム、アップデート完全に外したか?マルシャはチルトンがPUトラブル頻発してるけどタイムや挙動自体は悪くなさそうだぞ。
  • フェラーリのステアリングディスプレイが全然見えないなあ。昼間だからかな?それとも偏光フィルタ貼ったかな?ブレーキバランスの数字とか国際映像で丸見えだったし…
  • 「是非ウィリアムズのフロントの影と車体を見て欲しいですね。普通は縁石を踏むとフロントが上がるので影が離れますが、ウィリアムズはなんでだろうと思うほど離れない。車体全体が動かずにサスペンションが非常によく吸収しているという事ですね。こういうところを見ると非常におもしろいですよぉ~」ツガーさん!!!!!!さすがすごい!!見てる場所が半端ねえ!
  • しかし色々な物が勝手に外れる日だなあ。ペレスの左ミラー、クビアトのサイドウィング、チルトンのモンキーシート。
  • FP2最後の最後でベルニュの右リアが脱落。アンセーフリリース扱いで10グリッドダウンを受けてしまった。事故に繋がりやすい事なので罰則が厳しいのは理解するけれど、ほとんどの場合ドライバーには一切の非がない事なので、かなり気の毒でもある。

FP3

予選

FP3の雲はなくなり、晴天の予選セッション。気温27℃、路面温度は42℃から。

Q1

  • 開始2分足らずでマルド早くもクラッシュ、赤旗。T1でインの縁石を踏みすぎて挙動が乱れるが持ち直しT3へ、しかし全くグリップしなかったのか、修正舵を当てまくっている。結局左2輪が外側へ落ちてケツが大きく流れ、リカバーできずに右のウォールへ。うーん。路面温度が42℃まで上がっても熱が足りないか。ロータスは今週かなりいい位置に着けてきていたのに、安定のマルドナード…。
  • どのチームもフロントが厳しいようだ。バトンもフロントの熱入れに苦労しているとピットに告げている。
  • FP3が接戦だったため、中団チームはほぼ全てミディアムを投入している。脱落はスーティル。4位が28.053、17位が28.563とわずか0.5秒の間に14台がひしめく大接戦!
  • 可夢偉、最後のラップでタイムを上げるが、エリクソンが直後に0.063上回る。予選では初黒星。残念!

Q2

  • ウィリアムズは中古ミディアム、他チームは新品ミディアム。賭けに勝てるか?
    • 2回目のアタックで新品ミディアムに履き替え、マッサがP4へ飛び込む。やるじゃん!ボッタスはP8。
  • マグヌッセン、インストレーションのみでピットへ戻り、マシンを降りる。マシントラブルか。
  • ベルニュは走行せず。FPでの10グリッドダウンがあるためタイヤを温存するようだ。クビアトの様子を見る限りQ3は厳しそうなのでこれで正解だろう。
  • フェラーリはここまでで新品ミディアムを使い果たす。アロンソはP10だったので新品投入は間違いではなかったが、決勝が厳しくなってしまった。

Q3

  • ここまでロズベルグに対してペースが鈍いハミルトン、Q3は勝負の12分。
  • ベッテル、トラブルでストップ!なんということだ…あまりに運がない…。コースオフを選択した際にハミルトンの目の前を横切る形になり、「I'm sorry to Louis...」と沈んだ声。赤旗
  • キッチリ決めてくるハミルトン!PP獲得。素晴らしい!ここまでマシンがおかしいおかしいと言い続けたのは三味線かと思ってしまうほど。
    • 一方のロズベルグはかなり渋い表情。珍しい事に、インタビューでも厳しい表情を隠さない。今週の流れの中でハミルトンに負けるのはさすがに悔しかったか。
予選結果
P1.HAM P2.ROS P3.RIC P4.BOT P5.GRO - P21(▲1).KOB
チーム別
AMG-AMG-RBR-WIL-LOT-FER-FER-MCL-WIL-RBR
パワーユニット別
M-M-R-M-R-F-F-M-M-R (M5-R3-F2)
  • P16.VERはFP2のアンセーフリリースにより決勝10グリッドダウン。
  • P10.VETはQ3でギヤボックス破損交換のため5グリッドダウン。

決勝

スタートから中盤にかけては中国以上に地味な展開となったが、終盤、ニコとハミルトンの競争激化と、15位スタートから表彰台を目指し猛追するベッテルの戦いがハイライトに。

  • レコノサンス、Q3トラブルでギアボックス交換をしたベッテルが再びマシンの不調を訴えている。「左フロントがおかしい。数年前のトルコの時の感覚と似ている(トルコGPではリアのアンチロールバーが壊れた事があるらしい)」
    • ベッテルはQ3でトラブルを起こしNO TIMEのため、決勝はQ2中古タイヤでのスタート、さらにギアボックス交換ペナルティでP15からのレース。周囲のマシンはQ2敗退チームなので、追加支給された新品ミディアムを履いている。今年のレギュレーションではQ3に失敗するとここまで不利な状況へ追いやられてしまう。

(ごめんなさい途中でアタマが寝ちゃって後半ほとんど観れてないので後で書く)

今回の数字と名言

今年からえむじーゆーえっちというのが、これ別にえっちをするという意味じゃなくて
ツガーさん…

!今回おぼえたこと ?まだわからないこと

!消火器の使いみち
火を消すことは当然だけど、CO2タイプの消火器ならマシンの緊急冷却にも使えたりする。
!モンキーシート
ディフューザーの下、エキゾーストの出口に置く小さなウイングの事をこう呼ぶらしい。


<継続更新中>